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しん 山本

立ち方歩き方と脚痩せ

こんにちは。足整体·町田の山本です。昨夜は激しい雷雨でした。23時くらいには止んで夜は涼しかったのですが、今日は一転暑い一日ですね。汗ばんでいましたのでお昼にTシャツを着替えたところです。これからの時期は汗をよく掻くことが増えますから、こまめに拭いたり着替えたりしてお過ごしくださいね。そして水分補給と塩分補給をお忘れなく。


さて、今日は足の接地と筋肉について。

ツイッターを見てて流れてきた、いしかわひろこさんという方の足の接地についての漫画がとてもよく描かれていたのでシェアしたいと思います。こちらです↓



うんうん、足裏は3点接地。まさにこの通りと思います。

が、誤解される方がいらっしゃるといけませんので念のため補足しますと、この3点(拇趾の付け根、小趾の付け根、踵)で接地はいいのですが 5本の指先がついていること が実は前提としてあります。運動指導者やヨガ講師等、足やカラダのことを指導されてる方でも(ご本人はできていても)これを当たり前のこととして省いた説明をされることも多いように思います。ここを省略してしまいますと指先への意識が薄くなってしまうことがありますので、足整体·町田では3点接地という言い方はせず、指先5本と踵、足の外側(小指側)全てに均等に重さを配分するような指導をしています。





そしてこちら2枚目の漫画にも大事なことが描かれていました。

中間重心で立つこと、歩くこと。日常をラクに過ごす上で大事なことなのですが、この作家さんは立ち方や歩き方を見直したことで脚が細くなったということでありました。

これはわたし自身の体験では無かったことなのですが、話には聞いたことがあります。

と、この話をする前に、筋肉についての私見を述べますね。




■筋肉への考え方


「筋肉はあればあるほどいい」

これは埼玉県でトレーニングジムを経営しているわたしの友人で整体のクライアントさんでもあるSさんの言葉です。トレーニングジムを長年経営していらしてご自身でも数十年トレーニングをしている方らしい言葉だと思います。

ですが、わたしの考えは少し違います。わたしは「筋肉は必要な分あればいい」です。

これはけっして筋トレを否定しているものではありませんよ。


この10年くらいでトレーニングジムが増えました。芸能人のビフォーアフターをCMで見せたラ○ザップさんの影響も大きいんじゃないでしょうか。24時間やっているところも(昔はたぶんなかったと思うのですが)今は珍しくありません。また、パーソナルトレーニングや自宅トレーニングなど、バリエーションも増えたように思います。空前の筋トレブームです。そんな中、筋肉は必要なだけあればいいなんて、時代に逆行してるようにも思えなくもないですが、そう考えています。




■筋肉がつく とは


筋トレ、今何もしてない方でも過去には腹筋をしたとか腕立て伏せをしたとか、そういう経験はあるんじゃないでしょうか。学生時代に運動部に入っていた方は間違いなくやっていますよね。わたしは筋トレの専門家ではないので、効率よく筋肉をつけるにはどうするか? ということはここには書けませんが、ざっくり言うと適切な負荷と回数が必要ということです。あと栄養とか休息とかあるでしょうけど、その辺は詳しいサイトがたくさんあるので興味のある方はそちらをご覧くださいませ。


もっと生活に沿ってみます。たとえば、町田のこの辺りは団地が多いのですが、5階建ての団地でエレベーターがついてないところがたくさんあります。5階に住んでいて毎日階段の上り下りをしていますと、階段の上り下りに必要な筋肉が育ってきます。

あるいは、これは近所のクライアントさんのケースですが、もうリタイヤされていますがお天気が悪くない日は最寄り駅の古淵駅まで歩いているんだそうです。こちらから行きますと坂を上って行きますので年齢から言って充分な運動量なのではないかなと思います。そして続けていますとこちらも古淵駅まで行くのに必要な筋肉が育ってきます。


いやもっと、ガチな筋トレがしたい!という方は、ガチな筋トレ及び生活をすることで必要な筋肉が育ちます。何を言いたいかというと、どういう身体の使い方をするかで筋肉のつき方は変わるということです。一般的に負荷が大きいと筋肉はつきやすいです。




■重心位置と負荷


さて、先述した古淵駅まで歩いているクライアントさんですが、年齢的な部分や気圧や気候の変化もあったのでしょうが、数ヵ月前に疲れが出てくるようになったと仰っていました。歩き方を見せてもらったら重心が後ろに残ったまま歩いています。これでは疲れやすいのも頷けます。なので、今一度立ち方や歩き方、重心位置の確認をし調整をしたところ、それ以降は疲れにくくなったとのことでした。歩くのは前方向のベクトル、重心位置が後ろだと後ろへのベクトルが生じ、方向性の不一致となってしまうのですよね。ですので、後方重心の方が負荷は大きくなりますが、イコール疲れやすくなります、ということです。


脱線気味でしたが戻りますね。

上記ツイッターの漫画の作家さんが「立ち方や歩き方を見直したことで脚が細くなった」と仰っていたのは、まさに負荷がかからなくなった立ち方歩き方をされたからというのが考えられます。そんな立ち方や歩き方で負荷なんてかかるの?と思われる方も多いと思います。負荷というとちょっと言い過ぎなのですが、骨で立つとそうでない立ち方と比べると筋肉を使いません。よって筋肉への刺激が少なくなります。

もし今まで何十年と立つことや歩くことで負荷がかかっていた、筋肉を使っていたとすると、真ん中に立てるようになることで軽くなるのがお分かりいただけると思うのです。


筋肉は必要な分だけあればいい論者としましては、立ち方歩き方が変わり今までよりも筋肉を使わなくなると今までの余剰分が落ちますので脚が細くなるというのは理解できるところです。立ち方歩き方と脚痩せというのは、充分考えられることだと思います。


まあ、これらのメカニズムはわたしの想像なので本当のところはよくはわかりません。食事が変わったり睡眠が変わったりといった、描かれていない情報が関係しているかもしれませんし。でも、立ち方歩き方が変わると身体がラクになるというのはその通りですので、ぜひ筋トレガチ勢の方もそうでない方も立ち方や歩き方を見直してみてくださいね。


※らくらくカラダ塾という日常動作を楽にできるように練習する会を主催しています。興味のある方はお問合せください。


歩き方の練習風景
らくらくカラダ塾



~足よろこぶ整体院~ 足整体・町田

東京都町田市木曽東4-26-1 新興商事ビル101

営業時間9:30~18:30(当日最終受付17:00)

第2.4日曜日と毎週月曜日、毎週火曜日の午前中はお休みです

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